「勤務表自動入力」とは

勤務表を作るのってたいへん。

丸一日かかるなんてことも
聞くよね。
前回のブログで、自動で勤務表が入力されるエクセルファイルを紹介しました。
今回は、新しい機能を追加したエクセルの紹介です。
最後に、この新しいファイルを今なら無料でダウンロードできるようにしています。
ぜひ、試しに使ってみてください。
また、コメントなどもお待ちしています。
まず、勤務表を自動で入力するとは、どういうことなのかを書きます。
説明の必要ない人は、ここは読み飛ばしてください。
または、下記の前のブログか、YouTubeを見てください。
ブログ:https://koji-ushi.com/2021/08/186/
自動で勤務を割り当てるエクセルVBAはYouTubeなどのサイトに、
いくつか見かけます。
1.全自動で一気に組む
2.勤務には「決まり」があるのに、一つの勤務を入力する
少し分かりにくいと思うので、説明します。
1.一気に全自動で組む
全自動は、ボタンをクリックするだけで、1ヶ月分が全部入力される。
一見かっこく、便利なように思います。
しかし、以下の点で、全自動は使えません。
●職員には勤務希望があり、それらを入力してから、そこを避けて自動で入力できなければならない。
●職員の経験や相性を考慮しなければならない。
せっかく全自動で1ヶ月分できても、部分修正しなければならないのです。
埋まったところを入力しなおすのですから、余計に時間がかかります。
何人勤務してるかをチェックしながら、入力し直すのですからたいへんです。
(はじめから手動するのとあまり変わりません。)
前回紹介した私のエクセルファイルは、一気に1ヶ月入力されるのではなく、勤務希望を入力した後に、一回勤務分を自動で入力。人間関係や経験などを見ながらまた部分的に入力。(問題なければ、そのまま自動で入力します。)
自動の後にチェックして、また自動で、、というのを繰り返して作り上げるようにしています。
この方が結果的には早いのです。
2.勤務には「決まり」があるのに、一つの勤務を入力する
これも分かりにくいと思うので、少し説明すると、、、
「日勤」「準夜」「深夜」などの勤務は、どこに配置されてもいいという訳ではないのです。
「決まり」の例として、
●「準夜」「深夜」「休み」を3日連続して入力する時がある。
が、あります。
これらをバラバラで入力する時もありますが、3日分セットで入力しなければならない時もあります。
「準夜」「深夜」「休み」をセットで自動で入力してくれるエクセルを私は見たことはありません。
このセットで入力する機能は、前回作成したファイルにも自動で入力できるようにはしていました。
「入」を入力すると、「入明/」がセットで入力されるようにしてあります。
今回は、他の「決まり」も自動で入力されるように作ってあります。
それでは、どんな機能がついたのか、紹介していきます。
動画の紹介
動画で見たいという人は下記を見てください。
<短編>(1分)
<YouTube>(約4分)
「深夜」の前後に「休み」を入力
「深夜」の前日と翌日は、「休み」にするという「決まり」があります。
深夜を「✕」に、休みを「/」に設定してあり、
下記のように「深夜」を「休み」ではさむという勤務になります。

また、3日連続空いていなくても、
「/(休み)」の前に、2日空いていれば、
下記のように入力され、結果的に「/✕/」が作られるようにもしてあります。

(今、入力されたセルは黄色になり、まだ入力されていないセルは網掛けが入るようにしています。)
「日勤」は「時差」の翌日には入らないように入力
「時差」の次の日は、「日勤をしてはいけない」という「決まり」があります。
時差(遅出)には、2種類「II」と「III」があるとして、
2日間の勤務が「II ◯」、「III ◯」にならないように、「◯(日勤)」を入力するということです。

逆に、「II」と「III」を入力する時は、「◯」の前に入力されないようになっています。

以上で、「追加機能」の説明は終わりです。
まとめ
このエクセルファイルは、以下のことがセットで入力できるようになっています。
1.「入」を入力すると、「入明/」
2.「✕」を入力すると、「/✕/」New!
3.「◯」、「II」、「III」を入力すると、「II ◯」「III ◯」にはならないように入力。New!
ファイルのダウンロード
今回、このエクセルファイルを期間限定で、ダウンロードできるようにしました。
もしよろしければ、YouTubeやツイッターに「コメント」や「いいね」をよろしくお願いします。
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